今では調味料の一つとして定着してきた「塩麹」。
でも今、塩ではなく「甘麹」が密かに注目されているんだって。
とくダネ!で特集やってた。

☆「甘麹」って?
  甘酒の元のこと
  水で薄めるとアルコール分のない甘酒となる

☆密かに注目されてる理由は?
  ・甘麹を料理に加えるだけで、食材のうま味が引き出され、絶品料理が出来上がる
  ・甘味だけではない、うま味や栄養も加わる
  ・ブドウ糖という点滴の成分と同じ        …ということからなんだって。

☆そもそも麹とは?
  米などの穀物に食品を発酵させる菌をつけ繁殖させたもの
  塩麹=麹+水+塩
  甘麹=麹+湯+冷ましたご飯  ← 甘いのに、甘味料は一切使われていないんだよ(◎o◎)

☆甘麹の作り方は?
  ①ご飯200gに、お湯200gを入れほぐす 温度が60℃くらいになるように
  ②麹に①を入れる
  ③炊飯器に入れ、フタの代わりに布巾を掛ける
  ④8時間から一晩、55℃前後で保温する  これで完成!
  ※甘味料を一切使わず、濃厚でまろやかな甘さが出るんだって。

☆なぜ甘味料を一切使わず、甘味が出るの?
  ・砂糖の主な成分は「ショ糖」
  ・甘麹の主な成分は「ブドウ糖」
  
  甘麹の原料となる米は、ほとんどがデンプン。
  そこに適度に温められた麹を加えると、麹に含まれる酵素によってデンプンが分解され、
  ブドウ糖へと変化する。
  このブドウ糖が甘味の元となっているんだって~。

☆甘いだけじゃない!
  ・甘麹には、タンパク質や食物繊維などが含まれているんだって。
  ・カロリーは砂糖の半分以下!
  ・甘麹に含まれる酵素が筋肉繊維を切断するため、肉がやわらかくなるのだそう

☆甘麹を使った「肉じゃが」
  ●甘麹大さじ2、しょうゆ大さじ3、水300CC、豚バラ肉、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ
  ①フライパンで豚バラ肉、カットした野菜を炒める 
  ②水を加え、沸騰したところに先に甘麹を加える
  ③しょうゆを加えて煮込む
  ※甘麹はサラッとしてるから、素材の味が生きるんだそう。
  ※まるで一晩寝かせたような深い味わいになるんだって。

☆甘麹を使った「酢豚」
  ●タレ→甘麹大さじ1.5、酢大さじ2、トマトケチャップ大さじ2、塩少々、水大さじ2、サラダ油少々
   具材→豚肉、タマネギ、ピーマンなど
  ①豚肉に塩コショウ、小さじ1杯の甘麹をもみこむ ←お肉が柔らかくなるし、衣も付きやすくなるんだって。
  ②具材を揚げる
  ③タレを作る
  ④タレと具材を絡め、とろみをつければ完成!
  ※品のいい甘さ、かたくなりがちな酢豚の肉もとってもやわらかくジューシーになるんだって。

☆便秘解消にも効果あり
  甘麹をお酢で割って、ちょっと水を加えたものを、毎朝おちょこ1杯分でも飲むとお通じがよくなるのだそう。
  とくダネ!の小倉キャスターは、「まずい!」って顔しかめてたけど…(^_^;)
  人によって、飲みやすい配分があると思うから、調整してみるといいかもって怜ちゃんが言ってた。

さぁ、わずかな時間で深い味わいを実現できる不思議な調味料、「甘麹」、塩麹とともに定番の調味料となるか!?
「甘麹」の作り方も教わったし、夜寝る前に作っておけば、朝にはできてるから、使いやすいかも。
普段の料理が「甘麹」を入れることで、どんな風においしくなるのか、実際に味わってみたいな~♪ 

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